v.2.002

この課題について

 神経心理学領域でよく知られるトレイルメイキングテスト(Trail-Making Test, TMT)の電子版です。ゲームのように遊ぶことができますので,認知機能のリハビリテーションにも応用できるようにと開発しました。以前から掲載していたC++版をUnityに移植したものですが,刺激項目数を5個~50個まで変えることによって,難易度を操作できるようにしました。また,Tobiiのゲーム用アイトラッカーがあれば,視線で反応することも可能です。

 2015年に公開した旧版の課題が結構人気で今でもたくさんダウンロードしていただいていますので,今年の卒論生たちの研究を機会にUnity版を作りました。以前のプログラムよりPC環境を選ばず動くようになっていると思います。

 本プログラムは,科学研究費助成事業(基盤研究(C),課題番号19K03389,「センサ技術を活用した障害児の認知機能評価・発達支援プログラムの開発」)の補助を受けています。また,プログラムは私のゼミ生である小谷和泉さん・若林有菜さんの2020年度卒業論文研究「トレイルメイキングテストとモグラたたき課題を用いた注意機能評価」において使用したものです。


Web版プログラムについて

このプログラムには,ホームページをご覧のブラウザ上で動作するWeb版があります。データの記録機能がなく視線にも対応していませんが,手軽に試してみることができます(ブラウザによっては対応していないことがありますがご容赦ください)。

Web版TMT

https://maruhi.heteml.net/webprog/TMT02002_web/


動作環境

[ハードウェア]

[OS]


使い方

プログラムの実行


条件設定


ゲーム画面


順位表示


データファイルなど

このプログラムでは,「data」フォルダ内に以下のファイルが自動作成されます。csv形式(カンマで区切られたテキストデータ)のファイルは,ダブルクリックするとExcelで開くことができます。

[_param.txt]


[_TMT02002.csv]


[日付_時刻.csv]


制限事項等


その他

動作が遅いときには


制限事項等


PC版プログラムのダウンロード